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pediatric-fever風邪症状(発熱)

風邪症状(発熱)

小児の風邪症状(発熱)とは

小児の風邪症状における発熱は、ウイルスや細菌などの病原体に対する身体の自然な防御反応です。

お子さまの免疫システムが感染と戦っている証拠であり、多くの場合は適切な対処により改善します。

しかし、小児は大人と比較して体温調節機能が未熟で、脱水症状や熱性けいれんなどの合併症を起こしやすいため、注意深い観察と適切な治療が必要です。

当院には小児科専門医が在籍しており、お子さまの年齢や発達段階に応じた専門的な診療を提供しております。

発熱の原因を正確に診断し、お子さまと保護者の方が安心できる治療を行います。

土日祝も診療しておりますので、急な発熱の際もお気軽にご来院ください。

※小児科専門医の診察日は「月・火・水・金・日」となります。

専門医による検査や処置をご希望の際は、診療日をご確認の上ご来院ください。

小児の発熱の特徴

乳児期(0〜1歳)は体温調節機能が未熟なため環境温度の影響を受けやすく、高熱が出やすい傾向があります。

発熱以外の症状が分かりにくく、重篤な感染症の可能性も考慮が必要です。

幼児期(1〜6歳)は感染症に対する抵抗力が徐々に発達しますが、集団生活により様々な病原体に曝露される機会が増加し、急激な高熱を呈することが多く見られます。

学童期(6歳以上)になると免疫機能が成熟に近づき、症状の訴えも具体的になるため診断がしやすくなります。

発熱の程度については、微熱(37.5〜37.9℃)は軽度の感染症の初期に多く、全身状態が良好であれば経過観察で改善することが多いです。

中等度発熱(38.0〜38.9℃)はウイルス感染症で最も多く見られます。

高熱(39.0℃以上)は脱水症状や熱性けいれんのリスクが高まるため、注意深い管理が必要です。

また、特に生後3か月頃までの赤ちゃんの熱は、重い感染症が隠れている可能性があるため、数字の高さに関わらず早急な医師の診察など厳重な注意が必要です。

風邪症状に伴う発熱の原因

主な原因はウイルス感染症です。

ライノウイルス・アデノウイルス・RSウイルス・インフルエンザウイルス・パラインフルエンザウイルスなどが挙げられ、季節や流行状況により原因ウイルスが変化します。

細菌感染症では溶血性連鎖球菌・肺炎球菌・インフルエンザ菌などによる二次感染も見られます。

保育園・幼稚園・学校などの集団生活や兄弟間での感染も多く、疲労・睡眠不足・栄養状態の悪化により感染しやすくなります。

小児の風邪症状(発熱)の症状と合併症

全身症状としては発熱・悪寒・倦怠感・食欲不振・不機嫌などが見られます。

乳幼児では哺乳力や活気の低下として現れることがあります。

局所症状は鼻水・鼻づまり・くしゃみ・咳・のどの痛みなどの上気道症状が主体で、嘔吐や下痢を伴うこともあります。

合併症として特に注意が必要なのは熱性けいれんと脱水症状です。

熱性けいれんは生後6か月から5歳頃に多く見られ、急激な発熱により起こります。

また発熱により体液が失われ、水分摂取不足と相まって脱水が急速に進行する場合があります。

またウイルス感染で上気道の粘膜が傷つくと中耳炎・副鼻腔炎・肺炎などの細菌による二次感染を起こすことがあります。

発熱が5日間以上持続し特徴的な症状を伴う場合は川崎病の可能性も考慮します。

小児の風邪症状(発熱)の治療

対症療法

アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの小児用解熱薬をお子さまの体重に応じた用量で使用します。

経口補水療法を中心とした適切な水分・電解質の補給を行い、脱水が進行している場合は点滴治療も実施いたします(小児科専門医診療日のみ)。

咳・痰・鼻水に対する対症薬も症状に応じて使用いたします。

細菌感染症・入院が必要な場合

細菌感染が疑われる場合は年齢・体重に応じた抗生物質による治療を行います。

生後3か月未満の発熱・重篤な脱水症状・意識障害・呼吸困難・けいれんの頻発などの場合は、入院治療が必要となることがあります。

その際は連携する医療機関へ速やかにご紹介いたします。

家庭でのケア

室温20〜25℃・湿度50〜60%の環境を維持し、衣服や布団は軽めのものを選びましょう。

こまめに少量ずつ水分(経口補水液・白湯・薄めた果汁など)を与え、十分な安静を保ちます。

食欲不振時は消化の良い食事(おかゆ・うどん・プリンなど)を少量ずつ与えてください。

体温の変化・水分摂取量・尿量・全身状態を注意深く観察しましょう。

当院での小児発熱診療について

専門的診察・検査

小児科専門医による詳細な診察により、発熱の原因を正確に診断します。

(努めますへ)必要に応じて血液検査・尿検査・迅速抗原検査を実施し、感染症の種類や重症度を評価します。

なお院内に画像設備(X線・CT)はございませんが、画像検査が必要と判断した場合は速やかに専門医療機関へご紹介いたします。

治療方針

お子さまの年齢・体重・症状・保護者の方のご希望を総合的に考慮して、最適な治療方針を決定します。

薬剤の選択や用量調整も小児科専門医の知識と経験に基づいて行います。

受診の目安

生後3か月未満の発熱、38.5℃以上の高熱、けいれん、意識障害、呼吸困難、激しい咳、嘔吐・下痢の併発、水分摂取困難、ぐったりしている状態の場合は速やかにご受診ください。

微熱で全身状態が良好、食欲があり水分摂取ができている、活気があるお子さまの場合は、適切な家庭でのケアにより改善することがあります。

よくある質問

Q. 解熱薬はどのタイミングで使用すればよいですか?
A. 熱が高くても、お子さまが比較的元気で水分が摂れているようであれば、無理に解熱薬を使う必要はありません。体温の数字(38.5℃など)だけで判断するのではなく、お子さまが「ぐったりして辛そうにしている時」や「熱のせいで眠れない時」などを目安に使用してあげてください。
Q. けいれんが起きた時はどうすればよいですか?
A. 慌てずに安全な場所に移し、衣服を緩めて呼吸を楽にします。けいれんの時間を測定し、5分以上続く場合や意識が戻らない場合は救急車を呼びます。
Q. 風邪の時に入浴してもよいですか?
A. 高熱がなく全身状態が良好であれば短時間の入浴は可能です。湯冷めしないよう注意し、体調に応じて判断してください。

小児の風邪症状(発熱)は、適切な診断と治療により改善が期待できます。

お子さまの発熱でご心配な点がございましたら、小児科専門医が在籍する当院へお気軽にご相談ください。

当院は土日祝も休みなく診療しておりますので、週末の急な体調変化にも対応いたします。