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コロナ抗原検査を行う場合、熱の症状が出てから最低でも12時間以上経ってからのほうが良いとされています。これは、ウイルスが体内で増えて、検査でしっかり確認できるようになるのを待つためなんです。早すぎるとウィルスの増殖が不十分な為、正しい結果が出にくいです(偽陰性)。しかし、これはあくまで目安です。それ以外にも、関節痛や筋肉痛、悪寒(さむけ)の有無や体温の推移、診察の結果などから、検査のベストなタイミングについて、医師に判断してもらうのが良いでしょう。
もし、発熱や咳がひどくなってきたり、息苦しさを感じたら、早めにクリニックに行くことをおすすめします。その場合、検査を待つ必要はありません。すぐに診てもらいましょう。
自宅で検査する場合は、研究用ではない診断用のキットを購入するようにお願いします。キットの説明に従って、鼻の奥までしっかりとぬぐってください。ちょっと痛いかもしれませんが、これでより正確な結果が出やすくなります。もし、結果陽性になっている場合は、そのキットを持参して早めに受診するようお願いします。
自分で検査するのが不安だったり、結果に自信が持てないときは、クリニックで検査を受けるのもいいです。クリニックでの抗原検査は自己キット検査と同じような検査でありますが、安全な環境で正確に方法で検査を受けられます。必要がある場合はPCR検査を受けることもできます。(当院でのPCR検査は行っておりません。)
院長の経験上は早くとも発熱の翌日に検査されることをお勧めします。
発熱があってコロナかも?と思ったら、焦らず、でも自分の体調に気をつけて、適切なタイミングでクリニックに行くようにしてくださいね。
コロナなどの感染症は予防対策がとても重要です。
▼以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!
(関連記事)
【第3回】新型コロナウイルス感染症の感染予防対策(換気)
【第6回】なんとなくマスク、卒業しませんか?
(参考文献・HPなど)
厚生労働省 抗原検査使用方法見直しについて https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11915.html
2025.05.29
2025.05.20
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