こんばんは。院長の望月です。

 今月も、インフルエンザウイルス感染症や新型コロナウイルス感染症、急性胃腸炎が流行しています。

 皆様は、前々回及び前回のブログの通り、しっかり予防が出来ていますか?

 

 今回は「花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)で大切なこと」について説明します。

 皆様ご存知の通り、お薬の飲み方や使い方、量をしっかりと守り、正しく使用することは勿論大切です。

しかし、それよりも、もっと重要なことをご存知でしょうか?

 

私たち医師が、治療を行う際に使用している、

治療の指針(方向性)を示した文書にもしっかりと記載されています。

 

原因となる物質(花粉やホコリ、ダニ、ペットの毛やフケなど)を取り除くことや回避することが重要である。

さらに、マスク着用によりスギ花粉症の発症が半分になることも証明されています。

 

では、具体的にやるべきことを一緒に確認していきましょう。

 

1) 花粉を避ける

  • 顔にフィットするマスクメガネを装着しましょう。
  • 花粉飛散の多い時間帯(昼前後と夕方)の外出を避けましょう。
  • 外出を避けるため、テレワークの活用を検討しましょう。

 

実際に、マスクやメガネを着用すると体の中に入る花粉の量を減らすことができます。

花粉が体内に取り込まれることでアレルギー反応が起こり、症状が出るため、体内にとり込まれる花粉の量が減れば、それだけ症状が軽くなる可能性があります。

 

2) 花粉を室内に持ち込まない

  • 花粉が付きにくく露出の少ない服装を心がけましょう。
  • 手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落としましょう。
  • 洗濯物や布団の外干しを控えましょう。
  • ウール素材の衣服を着用することは避けた方がよい でしょう。

(下の表のようにウールには花粉がよく付着します。)

 

 

3) お部屋を清潔に保つこと

  • 換気方法を工夫しましょう。 
  • 窓を開ける幅を狭くし、レースのカーテンをすることで屋内への花粉などの流入を減らすことができます。
  • 床の掃除を励行し、カーテンは定期的に洗濯してく ださい。
  • 24時間換気システムが設置されている場合は、花粉に対応した給気口フィルターを試してみてもよいで しょう。

(可能であれば空気清浄機を使用しましょう。加湿器にはカビが付着する危険性があリますので、特にアレルギーの方は加湿器の使用には十分ご注意ください。)

  • 洗濯物や布団の外干しを控えましょう。

 

 

[ 受診のタイミング ]

受診のタイミングも非常に大切です。

早期から受診をし、重症化の予防に努め、治療を開始しましょう。

 

  •  毎年、花粉症の症状が出る方は、本格的な花粉飛散開始の1週間前までには、医療機関や薬局を活用してお薬を準備し、使用を開始しましょう。
  • 飛散開始時期や症状がごく軽いときからお薬の使用を開始することで、症状を抑えられることがわかっています。

 

なお、これまで花粉症と診断されていなくても、くしゃみ等の花粉症と思われる症状が出た方は、早めに医療機関で花粉症かどうか診断を受けましょう。

 

 

 

最後に

マスクだけでなくメガネの着用もしっかりと行いましょう。これが最も重要な治療です。

最近の花粉症用メガネはオシャレな商品も増えています。

症状を軽くしたい方は是非、花粉症用メガネをご使用ください。

 

 


(参考文献等)

日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会 編 

鼻アレルギー診療ガイドライン2024版 第10版

(資料)花粉症対策 厚生労働省 https://www.env.go.jp/content/000194676.pdf

協力 インターメスティック Zoff

いつもジェネラルクリニック